2011-07-16

ロバート・キャパ展

   ライカ銀座店に行ってきました。目的はM8の底蓋に貼られた透明のシールが剥がれ出したので、キレイに剥がしてもらうこと。自分でも出来そうにも思えるのですが、既に粘着質のものが底蓋に残っていることもあり'サービス&リペア'への持ち込みをと考えたのです。
   ところが足を運んだのは日曜。'サービス'はお休みでした。店舗が月曜休みというのは覚えていたのですが、'サービス'が日曜も休みというところ、ヌカりました。
その分、2Fのギャラリースペースでしばしゆっくりしてきました。 (下の写真は2007年 8月)


   展示はキャパ展。ヘミングウェイを被写体とした作品が展示されていたのです。そういえば最近はライカ銀座店での展示はチェックしておらず、ちょっとしたサプライズの感ありでした。ロバート・キャパの「ちょっとピンぼけ」という本があり - 原題を'Slightly Out of Focus'というこの本は、もう随分前に写真家(戦争でのドキュメンタリーが多く、地雷が原因で亡くなる)の思考や生活に興味を持って読んだのですが、その壮絶な仕事や情熱に感心したものです。
   展示期間は4月23日〜7月17日で、なんと今の時点であと2日の残です。
   次の7月22日〜9月11日の展示の岸野正彦氏の「パリの微笑みにありがとう」も面白そうです。是非機会を作りたいと思います。


   http://jp.leica-camera.com/culture/galleries/gallery_tokyo/

   この日は1Fで視度補正レンズをいくつか試してみました。レンジファイダーは一眼レフほど接眼レンズの視度を気にしなくてもよいと考えていたのですが、やはり違いが出るものですね。
   ちょうどよさそうなのは -1.5でした。-1.0だと効果がはっきりせず、-2.0ではファインダーを覗いた印象が「強」くて目が搾られるような妙な感触があり、実際にそれで撮ってみると、不思議なものでその画もギラギラと強い日差しを避けるように被写体を避けているようでした。ちょうどよいのは -1.5かな、もうちょっとだけ強いのがよいのですが、モノが0.5ステップなので、-1.5が常用に向いていると感じました。