2011-07-31

youtube: The Song 'Alice' reminds me this

   先の投稿『youtube:少し「星」つながり』にある「Alice」という曲の出足。この曲を思い出しました。もう20年以上前の曲になりますね。映画「アマデウス」で使われた? か、イメージ・ソングだったかの曲で、1985年、ドイツのアーティストによるもの。

● http://www.youtube.com/watch?v=eXs93KbBCgY
● http://www.youtube.com/watch?v=Wo4pdhKL4b4&feature=related
● http://www.youtube.com/watch?v=9LVTyJ2G5XE


   The Intro of 'Alice' by De De Mouse reminds me a song 'Rock Me Amadeus' in German which have been a theme song or a image song for the movie 'Amadeus' in 1985. It is 26 years ago!
Ein mehr - NENA ist der berühmt Sänger in Japan aus Deutsch.

   A rap-music group 'Public Enemy' released the first album in 1987, and also L.L. Cool J's first was in 1985 from Def Jam label. This (linked) song is a little bit like rap. 1985 - I wonder it is a second era of rap music? I heard the first era might be in 1930 in New York City.

2011-07-30

youtube: 少し「星」まじり

   本屋さん... というより雑貨屋さんといったそのお店で、星野道夫の本を手にとった横で鳴っていたのが、DE DE MOUSEの'Tide of Stars'という曲でした。不思議な曲調です。テクノ系の音が好きなら反応ありと思います。
以下はYouTubeへのリンクです。

● baby's star jam (PV) / DE DE MOUSE  http://www.youtube.com/watch?v=_HikIGUkziI&feature=related
● Tide of Stars / DE DE MOUSE  http://www.youtube.com/watch?v=-ELTXuLXbEE&feature=related
● Alice / DE DE MOUSE*  http://www.youtube.com/watch?v=qY6Lg7rry14&feature=related
● ディエンビエンフー×DE DE MOUSE  http://www.youtube.com/watch?v=yljwop6OvwE
● east end girl / DE DE MOUSE  http://www.youtube.com/watch?v=tmDjbntsJk0
● Sweet Gravity / DE DE MOUSE  http://www.youtube.com/watch?v=f_1cKdJpPLc&feature=related

2011-07-23

Lytro

   ひと月ほど前 - ある人からメールが届いた。
   「写真の世界に革命が起きています」 - と1行目に書かれていて、少々戸惑った。
   「ピント合わせのないカメラ」 - 続いてそう書かれていた。それなら枯れた技術としてパンフォーカスというのがある。

   続いて書かれていた「Lytro」をネット検索して、納得とともに驚いた。何が起きているのか、技術的にまったく理解できないところがまた理解できなかった。これすごい&おもしろい。ようやく今日になって我に返り、ブログに投稿しようと思った次第...。

   「撮影時のピント合わせ」という概念のないカメラのお話。


* 本家サイトより  http://www.lytro.com/picture_gallery

* 本家サイトより ~ ピントを任意の位置に選んだ結果の様子

* newsbookより (CEO Ren Ng氏へのインタビュー記事を掲載)  http://newsbook.jp/category/lytro/
(インタビュアーの言葉も入っている)
Lytroでは、写真の焦点は撮影後に任意に決められるし、方向も変えられる。3D写真にもできる。ハリーポッター・ミーハーの本誌のJason Kincaid、喜びなさいよ。今度のハリポタは、きっと3Dになるわよ。Lytroはこれまで、NEA、K9 Ventures、Greylock Partners、Andreessen Horowitzなどから$50M(5000万ドル)を調達している。

* newsbookより (投資家Horowitz氏のブログ記事の和訳記事)  
写真は瞬間を捉えるとよく言うけど、でもこれまでの写真は瞬間を捉えていない。これまでの写真は、たった一つの角度の、たった一つの焦点における、光の集合を捉えるだけだ。プロの写真家なら、そのたった一つの光の集合が、その瞬間の最良の部分を捉えているかもしれない。でもそれは、ぼくなんかにはできない。しかしRenが開発した光界カメラを使えば、その瞬間を視覚的に表しているすべての光を、捉えることができるのだ。
そうやって瞬間の全体を捉えたら、そこから、後で好きな写真を取り出せる。
つまり、自分が撮りたい!と思った写真を、あとから確実に撮ることができるのだ。古い写真哲学の持ち主にとっては、まるでタイムトラベルして過去に旅するように思えるだろう。

* from: the Blog article by Ben Horowitz - about Lytro http://bhorowitz.com/2011/06/21/lytro-and-the-magic-camera/
People often refer to taking a picture as capturing the moment, but conventional photography does not really capture the moment. It captures one angle, one set of light, and one focus of the moment. If you are a professional photographer, you might capture the best parts of the moment. If you are someone like me, you most certainly will not. With Ren’s light field camera, you actually capture the moment or at least all of the light that visually represents the moment.

Once you have captured the moment, you can go back at any time and get the picture that you want. Specifically, after you take the picture, you can refocus, re light, and re-orient the shot.

Essentially, you can take the picture you wish you would have taken after the fact. If you are used to the old paradigm, it’s like travelling backwards through time. You can take a picture then figure out what you really wanted then go back through time and take that picture. And oh by the way, you can view the pictures in 3D. Way.

* 日本経済新聞の記事より ~ 米新興企業Lytro、ピント合わせ不要のカメラを開発
米カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置く新興企業Lytroは現地時間2011年6月22日、「デジタルカメラの歴史で最大のイノベーションとなる製品を開発した」と発表した。光照射野センサーによって、光線の色や明暗度、方向といった被写体のすべての光線情報を記録する。このため後から自由にピントの合う場所を変更できる。従来のカメラは指向性情報を記録せずに、単純に光線情報を足して一つの光線として記録しており、この点で大きく異なるとしている。

   CEO Ren Ng氏は、2011年中にカメラ本体を発売予定としている。どのような形をしてるのかも不明。また、価格は1ドル以上、1万ドル以下ということらしい。
   Ren Ng who's CEO and Founder of Lytro announces - Lytro will be released in 2011 and the price may be between from $1 and $10,000.

2011-07-22

星つながり

   星野道夫氏の本をいくつか。


   星野氏は学生のときに神田の古本屋で出会ったアラスカの本をきっかけにアラスカに渡り、写真を生業に選び、アラスカに根をおろし、取材で熊に襲われその生涯を閉じるまで、その壮絶な... と大抵は続くのでしょうが、星野氏の場合には、周囲の様々な人も土地も植物も、土地の言い伝えも、ごくごく自然に、普通に流れているのです。

   映画「ガイア・シンフォニー」では星野氏の視線を通して展開される章がありますが、氏の見つめるそうした時の流れ、太平洋の海流に乗った人の流れ、それぞれの土地の神々のかかわりなどが描かれています。環太平洋の海流の流れは、インディアンの文化に見られるような信仰的な流れの中に帰一するように見え、それは逆に見れば「自然」の持つある種の厳然としたエネルギーの中に人々の流れがあるとも捉えられそうです。

   もう7年ほど前になりますが、ハワイの文化復興に大きく寄与したナイノア・トンプソン氏にお会いする機会がありました。ナイノア氏も、映画「ガイア・シンフォニー」の登場人物であり、その行動が文化復興と言われる所以は、ハワイからタヒチまでの航海を星や波からの情報を頼りに成し遂げたことにあります。
   その船は、ダブル・カタマランと言われる、少々乱暴な表現ですが 2艘のカヌーの上にイカダを載せたような構造で、羅針盤などの近代計器を持たない、わりと小さな帆船です。
   それまでのハワイは、"西洋文化"が入って来て以来、古来の文化は否定され続け、言い伝えられてきた航海技術も同じく否定的に見られていました。時を重ねるなかに忘れかけられたそうした文化と民族の誇りは、実際に航海が成功したことで高度な技術を持った文化の優位性が証明され、息を吹き返したのです。

   古代では、その航海用の船を作るタイミングというのが、遠くアラスカで海に流れた大木が流れ着いた時だというのです。ハワイの人々は、神が「航海の時」を示唆していると受け止めるのでしょう。

   ナイノア氏は細身で控え目ながら、眼差しは澄んでいて、目の前の事象からはあらゆるものを読み取っているかのようでした。声もどちらかというと細いのですが、明瞭に指し示す方向を持っている - そう感じるものでした。星野氏もまた似た眼差しを持っているような、エッセイにはそうしたものを感じます。

http://www.hawaii-ai.com/editorial/content/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%BD%E3%83%B3%EF%BC%8F%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E8%88%AA%E6%B5%B7%E5%A3%AB  Life in Hawai'i ナイノア・トンプソン/伝統航海士 について書かれたウェブサイト

   エッセイスト・山内美郷さんによるホクレア号(ナイノア氏が航海に用いた船の名前)の航海が示すもの - というお話。

2011-07-21

星の話 その2

   ペンタックスの「アストロ・トレーサー」 --- これはスゴイなぁと思います。


   モノはGPS計測ユニットです。これと、ペンタックス独自と言われる手振れ補正機能 - 一眼レフ・カメラ内の画像素子(C-MOSセンサー)を動かすことで実現しているこの機能を組み合わせた、何とも大胆な、しかし非常に微細で繊細な技術です。(他社の手振れ補正機能はレンズに内蔵されている)

   その2つを組み合わせて何をするかというと、GPSで測定した緯度・経度、カメラの姿勢を元に、画像素子を僅かずつ動かすことで赤道儀の働きを実現してしまうというもの。
   三脚に固定しただけのカメラで星を長時間露光撮影すると、地球の自転のために星が円や弧状に軌跡を描いてしまいます。そのため、星を点として写すための露光時間はせいぜい数秒。しかしそれでは夜空にたくさんあったはずの星も、ぽつぽつとしか写りません。この撮影時間が、星の動きを追いかけながら、5分、10分と長くなると、ようやく星がたくさん光る「星空」らしい写真になるわけです。
   そうした「星空」を写すために必要になるのが、星の動きを追尾する道具である赤道儀です。

   赤道儀の働きは、例えば夜の星空を天体望遠鏡で見るときに、地球の自転に合わせて望遠鏡を逆回転させる... と言ってしまうと簡単そうですが、ひと晩で東を向いていた望遠鏡が明け方には西の方へ傾く程度の微妙なスピードと、取り付けられた望遠鏡が同じ星に向き続けるために細かな精度で動かすというもの。
   その動きを、カメラ内部の画像素子を動かすことで実現してしまうのが、この「アストロ・トレーサー」なのです。

   画像素子を動かせる範囲が限られていること、現段階ではGPSユニットに細かな調整機能を持たせていない事などから、赤道儀ほどの精度と柔軟さは無いようですが、赤道儀の重さや、水平を取って設置する手間や、北極星を見つけて設定する難儀さを思うと、天体写真ではなく、ちょっとした風景写真として星の撮影を楽しむには十分なのでしょう。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/20110624_454521.html  開発秘話など Impress Watchの記事

* ペンタックスのウェブサイトより

2011-07-20

星の話

   もう5年ほど前になるだろうか、清里にあるK*Mopa(清里フォトアートミュージアム)で、写真家の加倉井 厚夫氏にお会いした。
   温厚な雰囲気にイカツいニコンの一眼レフ。ミュージアム・スタッフとの打ち合わせにたまたま居合わせたのだが、宮沢賢治にまつわる様々な話題と、星に関する様々な話題が次々に語られた。
   どれも興味深いものだったが、なかでも印象に残ったのが、オーストラリアで星の撮影をしたときのエピソード。撮影をしていると、何やら自分のまわりにモヤモヤ動くものがあるという。目をこらすと、なんとそれは自分の影だったというのだ。シリウスの明かりが作る影、木星の明かりが作る影、なんと5方向くらいにモヤモヤと星の影が見えたという。
   新月で快晴、澄んだ空気 - 天体の撮影では、こちらがどんなに意気込んでもなかなか好条件にはめぐり合えないのだが、星の影に囲まれる好天とは、なんと貴重で贅沢なひとときだろう。

*加倉井氏のウェブサイトより   http://www.bekkoame.ne.jp/~kakurai/star/AyersRock2004/20031230.htm

   加倉井氏のウェブサイトは、今年2011年、開設15周年を迎えたとのこと。テーマは星、宮沢賢治、山。

   星ということで、自分の体験を1つ思い出した。
   アメリカ南西部を列車で走っていたときのこと。場所は北カリフォルニア - 夜中の3時にふと目が覚めて、2階建て列車の2階の客席から、1階部分に下りていった。1階にはトイレ、洗面、荷室と乗降用のドアがある。そのドアには窓が付いていて「走行中に開けてはいけない」と書かれているのだが、レバーを90度ひねるだけの簡単なロックで、ちょこっと開けてみた。
   そこにはスモーク・ガラス越しでは分からなかった、またたきひとつない星の大群が、空に張り付くようにびっしりと光っていたのだ。もちろん天の川も肉眼ではっきり川のように見えるし、大小さまざまな丸い点が、迫ってくるかのように、また目を凝らすと遠くへ大きく広がってゆくようにも見える。何しろ圧倒されるような星空と、その瞬(またた)きのないところからは、空気が静止している様子が想像された。
   大陸の星空を見るには --- ちょこっと禁をやぶる必要がある...。

2011-07-19

LOHAS TALK (Radio Program on J-Wave)

   一風変わった対談番組があるよ - と教えていただき、早速そのウェブサイトに行ってきました。
   LOHAS TALK - 月曜~金曜の20:40~20:50にJ-Wave (81.3MHz)で放送されている番組。毎週、様々な分野からやってくるゲストのお話が聞けるというもの。ゲストの携わる「分野」が実に多岐に渡っているのが不思議なところ。

* J-Wave ウェブサイトより  http://www.j-wave.co.jp/blog/lohastalk/

   ウェブサイトにアクセスした日は、「海人写真家」の古谷千佳子さんがゲスト出演する週でした。
   海人ってちょっと懐かしい響きで、ずぅーっと前に、短期間ながらスキューバ・ダイビングをしていたときに沖縄を訪れ、「海人」(うみんちゅ)とか「うちなー」など不思議な言葉が飛び交っていて、本土とは随分と異なる文化だなぁとワクワクしたものです。

   宮古島へ着いた日の翌朝、たまたま地元の祭典とのこと。その祭典はお盆のようなものなのでしょう、墓前に線香を手向けて先祖に感謝するという、特に盆踊りやお囃子があるわけでもなく静かなもので、清浄な空気の流れる時間でした。どんな口調だったかは覚えてませんが、「あなたも(線香を)あげてください」と言われ、一緒に線香を手向けて手を合わせ、祈らせて頂いたのでした。

   ...古谷千佳子さんの話でした... 実は今回ウェブサイトで拝見したのが初めて。ブログへのリンクがあったので開いたところ、写真が面白かったのでリンクを張らせていただこうと思います。

   女性が海の中の写真を撮るというのは珍しいですね。もっと珍しいと思ったのは、海の中だけでなく、「海人」の陸での生活も写真に収めているところ。まさに「海人」という「人」そのものが軸であるところが面白さなのでしょう。
   そのアングルというか、目線というか、写真のトーンなども、男性ならばより突っ込んで撮って、もっと被写体を浮き上がらせようとするのではないかと感じるのですが、言葉にしてみると「そばにいて、その延長上に写真もある」というような、それは女性ならではの感性なのかな、と感じました。

http://www.chikakofuruya.com/  古谷千佳子公式サイト

2011-07-18

McNary Field

   Some airports has the other name. Salem airport (Oregon, U.S.) is one of them. It is named 'McNary Field' in addition to Salem Airport.
   It is so small one. Twenty years ago, once I saw my friend off at the airport, no airplane was there even as the time to departure. Then a man came with a van like dodge 150 with the letters 'THE HUTT' on the side. The name is a company running the airline for Portland International Airport (PDX). The man told him "This is your flight." It might have been a fright.


http://www.flysalem.com/
http://www.cityofsalem.net/airport/

2011-07-17

Jazz Conversation (Radio Program on Inter FM)

   日曜の夕方、16:00~18:00に'Inter FM'でジャズが流れてくる。DJは小川隆夫氏とある。
   ジャズは好きだなぁとは思うが、普段それほど聴くでもなく、ましてや演奏している人たちの生い立ちやバンドの成り立ちなどに興味津々の「事情通」でもないので、心地よく響く曲があったらそれを聴くという程度に、極めて緩く自称「ジャズ好き」というところだ。なので、小川氏はその世界では名の知れた方なのだろうが、残念ながら存じ上げない。
   でも小川氏は、DJをされるくらいだ、実に詳しい。それも事情通ぶるというよりは「音楽も事情も、普通に楽しもうよ」というような口調なので、ラジオを聴いていて疲れない - 疲れないどころかその2時間はすっと過ぎてしまう。

               * Inter FM ウェブサイトより

   ラジオを持ち出すのもよし、パソコン広げてradikoなどでイヤフォンを耳にひと仕事もよし、PODCASTも対応しているようなのでそれもあり。

http://www.interfm.co.jp/  Inter FM (76.1MHz for Tokyo and Kanto plain)
http://www.interfm.co.jp/jazz/index.php?mode=sun&id=139  Jazz Conversationのページ
http://blog.excite.co.jp/ogawatakao/  小川隆夫のJazz Blog - Keep Swingin'

2011-07-16

ロバート・キャパ展

   ライカ銀座店に行ってきました。目的はM8の底蓋に貼られた透明のシールが剥がれ出したので、キレイに剥がしてもらうこと。自分でも出来そうにも思えるのですが、既に粘着質のものが底蓋に残っていることもあり'サービス&リペア'への持ち込みをと考えたのです。
   ところが足を運んだのは日曜。'サービス'はお休みでした。店舗が月曜休みというのは覚えていたのですが、'サービス'が日曜も休みというところ、ヌカりました。
その分、2Fのギャラリースペースでしばしゆっくりしてきました。 (下の写真は2007年 8月)


   展示はキャパ展。ヘミングウェイを被写体とした作品が展示されていたのです。そういえば最近はライカ銀座店での展示はチェックしておらず、ちょっとしたサプライズの感ありでした。ロバート・キャパの「ちょっとピンぼけ」という本があり - 原題を'Slightly Out of Focus'というこの本は、もう随分前に写真家(戦争でのドキュメンタリーが多く、地雷が原因で亡くなる)の思考や生活に興味を持って読んだのですが、その壮絶な仕事や情熱に感心したものです。
   展示期間は4月23日〜7月17日で、なんと今の時点であと2日の残です。
   次の7月22日〜9月11日の展示の岸野正彦氏の「パリの微笑みにありがとう」も面白そうです。是非機会を作りたいと思います。


   http://jp.leica-camera.com/culture/galleries/gallery_tokyo/

   この日は1Fで視度補正レンズをいくつか試してみました。レンジファイダーは一眼レフほど接眼レンズの視度を気にしなくてもよいと考えていたのですが、やはり違いが出るものですね。
   ちょうどよさそうなのは -1.5でした。-1.0だと効果がはっきりせず、-2.0ではファインダーを覗いた印象が「強」くて目が搾られるような妙な感触があり、実際にそれで撮ってみると、不思議なものでその画もギラギラと強い日差しを避けるように被写体を避けているようでした。ちょうどよいのは -1.5かな、もうちょっとだけ強いのがよいのですが、モノが0.5ステップなので、-1.5が常用に向いていると感じました。

2011-07-15

GRANNIS FIELD

   'Grannis Field' - this is it!
   On this photograph, there is only a part of the buildings. Turbo-props, smaller jets and once I've seen a airship. There is an another airport called Ft. Bragg in this town as a military base. Grannis Field is much smaller than it, but it's so neat :-D  http://www.flyfay.com



   'First in Flight' - It is the word on North Carolina's vheicle license plate. Yes, it is the place Wright brothers flew by the 'Flyer I' on December 17th, 1903. These two photos are from the web site which describes about N.C. license plates as Wiki.  http://en.wikipedia.org/wiki/Vehicle_registration_plates_of_North_Carolina


http://www.dmv.org/nc-north-carolina/license-plates.php  - North Carolina DMV

2011-07-12

GRANNIS

   I chose 'Grannis Field' as my handle name for my blog. It is from the name of an airport in Fayetteville, North Carolina. 'Fayetteville' was the first U.S. city name I heard, so the airport as an entrance of U.S. was some kind of special place for me.
   Just for my curious, I tried searching 'grannis' on google. Then these two things were upper place of the result page. They are a singer and a photographic studio.
   I don't know about Kina Kasuya Grannis, but looks the voice will be soft, and the photo (by Jeremy Pangilinan) looks so warm. She might be a good singer. Also 'Grannis Photography' was the first time for me. They are in Nashville, Tennessee.

http://www.kinagrannis.com/about/
http://www.kinagrannis.com/


http://www.grannisphotography.com/index.htm


Also I like these photographs by Chijo Takeda in Tigard, Oregon. http://www.chijophoto.com/


*Images are from their each web site

2011-07-11

スタジオ アルクール展

   シャネル銀座の4F、ネクサス・ホールに足を運びました。  http://www.chanel-ginza.com/nexushall/index.html
映画のようなライティングでポートレイトを撮る、フランスの「アルクール」という写真スタジオの作品の展示です。
画像を載せるのはあまりよくなさそうなので、せめて展示のタイトルと期間、そしてリンクを以下に ---


http://www.chanel-ginza.com/nexushall/2011/harcourt/index.html

ストロボを使い、モデルの動きに任せて撮るのとはおよそ対照的な1枚1枚。この刺激、じんわり効いてきます。
この写真展に行くことを勧めてくれたのは、長年にわたり映画フィルムを中心に専門で扱ってこられた、ある技師の方でした。映画のライティングという事での思い入れもおおきく、また、その方の恩師とも言うべき存在である、とある方の肖像写真を - 「映画的なライティングで、対話しながら2時間くらいかけてじっくりと撮るだろう? その人の内面が引き出されるような写真なんだよ。そういうの残したいなって、思うんだよね」- と語ってくれました。

以前もエリオット・アーウィット展で訪れたことのあるネクサス・ホール。センスいいですね。

2011-07-10

リコー 'RING CUBE'へ

   リコーの「RING CUBE」へ行ってみました。  http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/index.html

   何度か遠目に「あそこかぁ」と眺めていたリング・キューブですが、ついにふらぁっと行ってしまいました。

   展示は「田中長徳 写真展 ウィーン 街の光・冬の影」で、開期はこの日、7月10日が最終日。
   リコーGXRで撮ったという写真。慣れていそうなウィーンの街を歩き回って切り取って、クールながら踊るような足取りが想像されるそのプリントは、パール調の面質の用紙にインク・ジェットでプリントしたものと見てとれました。どれもスッキリした色合いで、シャープな印象。以前からシャープさで定評のある「リコーGR」シリーズですが、GXRもそのDNAを受け継いでいるのでしょう。レンズ・ユニット交換式という一風変わったこのカメラ。GRでは物足りなかった焦点距離をうまくカバーしているという感じを、歩きながらの街中スナップ写真たちが語っているよう。

   うん、リコーもわるくない。以前はリコーのデジタル・カメラは赤の深みが出ないという印象を持っていましたが、この展示を見る限りでは、全体的なカラー・バランスが勝っているといったところでしょうか。ニュートラル云々とかではなく、よい意味で「リコー色」なのでしょう。街の中に溶け込むにはちょうどよいカメラなのかもしれません。

   ウェブ・サイトを見てみると、リング・キューブで「GXR、CX5の無料貸出し」とあります。試しに利用してみるの、アリですね。

2011-07-09

雑感 〜 ミラーレスという存在

   このごろは、カメラ内部でカラーエフェクトなどがわりと手軽に自在にできる。メーカーもそれなりに手のこんだ技を投入しているのだから、「単なるモードのひとつ」だなんて甘く見ていられない気がしてくる。

   「かわいい」「おしゃれ」「カッコイイ」そんな評価を盛り込めなければ、そうしたエフェクトはある意味失敗なのだろうと感じるのだが、それなりにどのメーカーも市場に受け入れられているように見える。
   こうしたエフェクトによって、使い手の発想がどれだけ自由かという、そうした選択肢がどんどん大きくなっている気がしてくる。それを活かす脳ミソのやわらかさがそのまま写真に出てくる気がして、発想力の乏しいコチラとしてはそれなりにコワイ存在ではある。

   マイクロ・フォー・サーズ機の出現は、そうした効果の幅も、携行性も、画質をも、誰にも手軽なものとして門扉を開いた。

   持ち歩く撮影道具として、メインに一眼レフやレンジ・ファインダーといったトラッドな流れのカメラが1台、そして小さくて高画質な遊びカメラが1台。 シンプルながらなんとも贅沢に感じてしまう。

   つい先日までは、「何を買おうか?」という自問に、日本の2大メーカーとまで言われた2社の「一眼レフ」が頭にあったのだが、いまはオリンパスのE-P3と、ソニーのNEX-5とNEX-C3といった「ミラーなし一眼」の姿が頭上をブンブンと飛びまわっている。

   オリンパスをスポンサーとした写真家のジョン・アイザック(John Isaac)氏のウェブ・サイトには、たくさんのオリンパスで撮った写真が掲載されている。発色も遠景のレンズのボケ味も、ふた昔前の同社のカメラからすると驚くほど素直さを感じる。

   ソニーはソニーで、これは憶測だが、買収されたミノルタの技術者が、それこそ水を得た魚のごとくにわりと自由な発想でカメラ本体もレンズも開発できているのではないかと感じる。ミノルタと言えばかつてライカとの共同開発という経験もあるわけだが、個人的には、その技術を投入してソニー風カール・ツァイスの数々を是非NEXシリーズ向けにも用意してほしい。
参考:http://support.d-imaging.sony.co.jp/www/dslr/accy/list/accy_body_lenz_nex5.html  NEX用レンズの互換表

   * ソニーのウェブサイトより - レンズ開発の予定


   こうした選択肢がどこまで進化するかというのが、なんとも楽しみ。

参考:http://www.johnisaac.com/
参考:http://fotopus.com/prophotos/jp/gallery/photographer/john-isaac/list/


参考:http://www.facebook.com/getolympus (facebookに登録しないと観れないかもしれませんが...)