2015-03-27

パン屋さんへ ~ ZELKOWA



   



   



   


   Carl Zeiss Vario-Sonnar F3.3-4.0/28-85mm on Canon Rebel T4i

2015-03-13

雑感 〜 α9、いつ?

   2014年12月頃から噂の「α9」は、なかなか発表の声が聞かれない。
   同時に噂されているのがα7RII。 α7Rをスペックアップして行くとα9との境界が狭まるのだろう、"Daily Camera News"によると「α7RIIは2月頃発表か?」「α9は3月前は発表ナシの模様」と言われ、2014年12月に「α9のスペック」とされる数値が出回りつつも、2015年1月時点では46MPか? 54MPか? とささやかれ続け、「これがα7RII? それともα9? もしやα99II?」と憶測を呼んでいる。
   ちなみに2014年12月時点での「噂のスペック」は以下(参照元: 「Sony A9 Specifications Leaked」)

      ・ 46 Megapixel Bayer sensor (4,600万画素)
      ・ 4 fps (秒4コマ連写)
      ・ 100-25,600 ISO (extended 50 and 51,200) (撮影感度100〜25,600、拡張50〜51,200)
      ・ weather sealed body (防滴ボディ)
      ・ 4K output (no internal 4K recording) (外部装置を使い4K動画撮影)
      ・ Price yet not final but around to $3,000 (3,000米ドル程度?)

   そして、どこまでホントか、同サイトには概観予想写真が。 NEX-7に見えるのはともかくこの形状は大歓迎。


   α9が登場するとしたら「フラッグ・シップ機」としてだろう。 そこに期待するのは、H.D.R.(ハイ・ダイナミック・レンジ)であってほしいこと、できれば形状がレンジ・ファインダー・カメラ風であってほしいこと、そして「オールド・レンズ」がクセなく使えること、あたり。 「オールド・レンズ」については噂される「Zeiss Ikon風なα」が担い手になるのかもしれないと思いつつ、α7シリーズ・α9・Zeiss Ikon風なα の揃い踏みもまた楽しみ。
   α9、とりあえずの注目ポイントは... やや気の長い話になりそうだが、「α9とα7SIIの、どちらがHotか?」 かな。

   2015.04.13追記:
   その後、ソニーαについての噂は --- 「4月23日にはα99IIが発表され、その後にα58が発表されるだろう」というもの、「5月にはα7RIIが発表され6月には発売されるだろう」というもの、「α9はEマウントではなくAマウントらしい」というもの、そして「α7IIにハイレゾ・モードが搭載されるのでは?」と。 ハイレゾ・モードとは、ボディ内の手ブレ補正機構を使って画像センサーを微細に動かして複数の画像を得、それを合成して高画質を得るという、オリンパスがOM-D E-M5IIに搭載したものと同様の仕組みらしい。 ちなみにソニーは「テスト中」...らしい。

   リンク: SONY ALPHA RUMORS 
   リンク: デジカメinfo

   2015.06.11 - 07.16追記:
   Steve Huff Photoより、ソニー α7RII発表の記事が挙げられた。 発表会はニューヨーク・シティのル・パーカー・メリディアン・ホテルで開かれ、発売は8月、約$3,198と記されている。
   「デジカメinfo」にも情報が挙がり、「SONY ALPHA RUMORS」の記事の翻訳が掲載されている。 以下はその一部抜粋:

   「手ブレ補正と42.4MP裏面照射型フルサイズセンサーを採用したミラーレスカメラα7R II を発表した。旧型のα7Rと異なり、このカメラには高速なAFのための像面位相差AFが搭載されている。シャッターも改良され振動が旧型のα7より少なくなっている。このセンサーは裏面照射型では最も大きく、最高感度102,400を実現している」

   また、Steve Huff Photoの記事に、EVFについて - "Let me tell you, the EVF in this guy is amazing. Like a window." 〜「窓越しのような見え方」との一文があった。 ファインダーの見え方の"自然さ"は、写真を撮るには大事な要素。 電気仕掛けのファインダーは便利だが、画の「デジタル感」に些か写欲が褪める感がある。 それが「窓のよう」にとは、何だか胸のあたりに立ちこめていた霧が晴れるように響いた。
   画素、色再現性あたりが十分な結果を導き出す昨今、ファインダーの出来映えは、ミラーレス一眼にとって「Fakeカメラ」と「Trueカメラ」の境界線のように思える。
   そして、最近は噂を聞かなくなってしまった「Zeiss Ikon風なボディのミラーレス一眼」だが、このEVFならばレンジファインダー機の感触に少し近づけるのではないだろうか。
   α7RIIの形状、これもまた、グリップ、ボタン位置、ダイヤル位置と直感的に扱えそうな予感。 そしてペンタプリズム部("EVF部"?)の形状が、α7II以降の変更だろうか、旧来よりもやや落ち着いて見える雰囲気に好感を持った。 欲を言うと、ホットシューはペンタプリズム部の上辺に面を合わせて凹んでいてほしかった。


   あれ? これって、以前書いた「α9とα7SIIの、どちらがHotか?」の両面を併せ持っているような...。 現状のライン・アップを見る限りでは、α7シリーズは「α7IIとα7RIIの2機種で完結」しているとも取れるし、α7RIIのスペック的には「噂のα9」の存在感に逼迫していると言えそう。 50MP超えの「α9」投入の可能性もあるだろうが、α7RIIは「α7のほぼほぼ完成形を示す立ち位置」を示しているように見え、解像度競争に飛びつかない(?)「α」ひと桁シリーズとしても、一応の必要十分な要素は揃ってしまったようにも見える。 ちなみに今回の公式記者発表では「ソニーのミラーレス・フラッグシップ機」と位置づけている。

   現状、他の何とも比較しにくい面白いスペックを盛り込んだと思う。

   それとこの、センサーの概要図。 高感度のみならず、もしや「オールド・レンズ」にも向いているのでは? と期待したくなるような図に見える。



   2015.06.26追記:
   α7RII、日本での発売が正式発表された。 早速にImpress デジカメWatchにも記事が。 発売予定は8月7日、フジヤカメラ(オンライン・ショップ)での表示価格は¥426,600(税込)。 Oh Myyy!

   値段からすると... 「ガラス越しに見ているようなファインダー」と「良好な対テレセントリック特性」、「暗部の表現に優れている」・・・ を搭載した「α7 III」(?)待ち。 か、「α7SII」の発売に淡い期待か。