2014-09-03

Voigtländer Ultron 21mm F1.8


   カメラはM8、UV/IRフィルタはHOYA、カメラのメニューではUV/IRフィルタ: ON、レンズ検出あり、6-Bit CodeはTri Elmarのもの。
   画面の四隅はマゼンダに色がついてしまったのでその分はPhotoshopで補正。 不思議なもので周辺がマゼンダになるよりも、6-Bit Codeナシでシアンに傾いている方が所謂「周辺光量落ち」に近いのだろう、見ていて違和感が少なく、6-Bit Codeナシの方が気にならない事が多かった。 Color-Skopar 21mm F4Pでは条件によって思いっきり周辺が緑やピンクに傾いていたが、あれは何だったんだ? と拍子抜けするるくらい違和感がない。
   6-Bit CodeはElmarit-M 21mm F2.8として認識される予定だったのだが、表を見間違えたらしくTri-Elmarとして認識されてしまった。 一応、16mm-18mm-21mmの選択肢が表示されるうち21mmを選んでみる。

   レンズは、しっとりした空気感が同居するシャープさが心地よく、ぐっと濃くなりながらもトーンの乗ったシャドウ部も魅力的。 ボケも極めて素直。 と言いつつその性格を掴んでいるわけではなく、まずは数を撃ってみないとという今。
   ずっしりした重量のわりに持ち歩きを苦に感じる事があまりない。 外付けファインダーをホット・シューに付けたり外したりも面倒ではあるが、何より面白さが勝っているのだろう。