2012-08-19

Voigtländer Color-Skopar 35mm F2.5 Classic


   再び夏の写真。7月上旬の雨の日の散歩より。
   通りに面する、冷房の効いた店々の窓ガラスには結露が現れ、湿気の高さが見てとれた。
   もうそろそろ駅に着こうかという頃、この建物の吹き抜けに誘われて足を踏み入れ、中の雑貨店で手にしたRoot Beerを飲みながら、しばしの休憩。

2012-08-15

Leica Summicron 50mm F2.0 (3rd)


   よく春先に見るような、似た色彩の空がわりと好みなのだが、なかなか写真を撮る機会には遭遇しない。
   代わりにという事でもないだろうが、どことなく近い色調が11月の夕陽のなかに広がっていた。「秋の日はつるべ落とし」と言われるようにこの色はスルスルと抜けてゆき、代わって冷たい風が建物の隙間に流れてきた。
   こってりとした色のりのSummicron 50mm/F2の三代目。現行の四代目より、立体感も質感も、色濃く現れるように感じる。

2012-08-13

Leica Summicron 50mm F2.0 (4th)


   コンペイトウのような花をつける「ヒメツルソバ」- 別名を「ポリゴナム」。
   科で言うと「タデ科」だそうで、「タデ食う虫も好きずき」なんていうフレーズのそれではないかと思い、某所に植えたこの植物、虫食いはあまり心配していなかったのだが、この夏この葉っぱは... 普通に穴だらけ。

2012-08-10

横浜散歩



   その外国情緒漂う建物に興味ひかれたのは、かれこれ20年ほど前。 そしてようやくの訪問。  注文したのは、たっぷり目のクリームにシナモンやクミンがちりばめられたアイスコーヒー、「カフェ・スパイス」。 涼みに程よく香るスパイスの風味だった。




   歩き疲れて立ち寄った、横浜の、外人墓地の丘の上にある「山手十番館」という喫茶店。




   その昔、Contax RXとPlanar 1.4/85mmと共に訪れた坂道。 また足を運んでみた。




   元町通りからほど近い、「百段公園」へつづく坂道。 この風景も少し懐かしく。




   船員宿って誰かが言ってたけれど、それがどんなものかがよく分からない。 どっか外国から寄港した船員さんが「空きある?」といった感じで一晩眠れる処 - だろうか。




    「空きありますか?」と尋ねる自分を想像できるものの、この不思議な空気。 扉を開けるにも至らなかった...。 またいつか。

2012-08-05

Voigtländer Color-Skopar 35mm F2.5 Classic


   日の長い夏、まだ陽の光の残るのを確かめて電車に乗る。
   街とは逆に歩いて川べりへと出る頃には、次第に色づく空は淡い夕景。 どこか見慣れたような夕焼けなのだが、左の掌に収まったカメラに促されるように、ファインダー越しに空を捉えた。

2012-07-15

Voigtländer Color-Skopar 35mm F2.5 Classic


   カラフルな地下通路が現れた。確か前に訪れたときはグレーのコンクリートの色だったと思うが、意表を突くと言いたくなるほど鮮烈な印象。「○」ばかりが描かれた模様、この割り切りが案外心地いい。


   残念ながら昨年足を運んだところ、この劇場は閉まっていた。写真は2007年 9月のもの。

2012-07-07

Cosina Carl Zeiss Biogon T* F2.8/28mm


   これはZeissのコッテリ色向きと、思わずカメラを構えてみた。
   それにしても... どの写真もおんなじ構図になっているのが最近の気になるところ。


   今度こそと、真正面に構えた写真をと思うのだが、もっと広角のレンズを付けたら正面に廻れるのか? とも思うこともあるのだが、そういう問題でもないんだろうなぁ。 ちょっとコビトに笑われてる気分。

2012-07-06

Cosina Carl Zeiss Biogon T* F2.8/28mm


   上野公園にある東照宮第一売店。 通りかかった時には営業時間も終わり、片付けがはじまった頃だった。

2012-07-04

Cosina Carl Zeiss Biogon T* F2.8/28mm


   夏の1日は心地よく長い。 この日も陽光の中をたくさん歩き、その夕刻、ラーメン屋さんに立ち寄る。
   歩き疲れたところに程よく濃いめのスープが染み込んだ。 最初に口にした瞬間思ったのは、味に迷いがないということ。 久々にほっとするラーメンだった。

2012-06-22

Leica Summicron 50mm F2.0 (4th)


   雨上がり、曇天、涼しい午前、池のほとりの散歩道にて。


   アヤメ、カキツバタ、ショウブ - いつも思うが不思議なカタチ。

2012-06-20

Leica Summicron 50mm F2.0 (4th)


   I can't figure out why it looks a little bit satulated and turns to red in some parts. Is it because of M8's non-filtered CCD?

2012-06-19

Leica Summicron 50mm F2.0 (4th)


   小さい頃からこの花がお気に入り - ゼニアオイ。
   江戸時代にやってきたヨーロッパ原産との事。 名の由来は一文銭と花の大きさが近かったかららしい。
   この時期になると道端にアオイの花が咲く。 よく目にするのは大きな花をつけるタチアオイ。 1メートル半くらいの高さで10cm程の直径の花がたくさん、こちらを観察しているようにも見えて、時々コワイ。