この一角ももうすぐ姿を消しそうだ。 このうちの1つの建物は、駐留していた米兵相手にも定食などを出していた老舗レストランだったが、先日足を運ぶとメニュー看板が外され、開店時間となってもシャッターが開くことはなかった。
この店内を撮らせてもらうのを想像しながら購入したのが、Voigtlander Super Wide Heliar 15mm F4.5 VM IIだった。 そのレンズも昨年末に、何となく、と言った風に手放してしまった。 その時期と、このレストランが閉店したと思われる時期が、実はほぼ同じだったと知ったのは工事の告知掲示板によって。
偶然と言えば偶然だが、振り返ると、もうお店が無くなってしまうことを、レンズは知っていたのではないかという気がする。