8月7日は、なんと暦の上では「立秋」である。 というわけで、気が早いが秋の風景。
言われてみれば、8月後半の夕方の日差しは色濃くオレンジ色で、湿気を除いてしまえば紅葉を連想させる色調と言えなくは無いとも思う。 もしかすると小さい頃に感じていた、夏休みが終わろうとしている時期のどこか寂しい雰囲気は、実は秋の要素が多分に入り込んでいたからかもしれない。
オレゴン州 ウィラメット地方の秋は、少しだけしっとりと湿度を残した風景。
10月頃には広く分布する広葉樹が黄色くなり、早朝の森ならばそれが霧氷と朝日で光り輝き、夕方の街中では陽光を和らげ風景を照らす。
写真はもうすぐ冬を迎えようとする11月頃。 雨上がりのキャンパスでの1枚。