2023-03-11
2023-03-10
街
カレー屋さんの左隣に、その昔「ハカリのデパート」というのがあって、道路沿いのウィンドウには多種多様のハカリが置かれていた。 小さなお店だったけれど、「ハカリ」に特化しているところが妙に惹かれる店構えだった。
ラベル:
Leica,
Photography,
SL2-S,
voigtlander40F1.4MC
2023-03-09
Voigtländer Nokton Classic 40mm F1.4 M.C.
何だろうこれ。 エーデルワイスってこういう感じだったような。 随分と前になるけれど、礼文ウスユキソウっていうのがこれを小さくした雰囲気の花で、開花期は6-8月というが雪解けの春先に咲くのが似合いそうに思う。 言ってしまうと、関東あたりで見るハハコグサみたいな感じなのだけど、でもどことなく、凛とした空気を思う花姿。
さて、Voigtländer Nokton Classic 40mm F1.4 M.C.。 これ、約10年前にも購入し、約1年で手放し、今回再度の購入。 いちばんの理由はボディが変わったこと。 以前はLeica M8で、焦点距離は53.2mm相当に。 これが思っていたより馴染めず、また、このボディでのみか、どちらかの個体差に拠るものなのか、画面にザラっとしたような感触があり、色味にもどことない物足りなさ、絞り開放でのぼんやり感(ハロ)にも馴染めなかった。
それから長いこと、「やっぱりf=35mmで探してみよう」と、Leica M8ではf=47mm相当となり、50mmに微妙に届かない距離感が心地よく、そうした使い勝手と画ヂカラ具合が良いと感じる「35mm レンズ」を探した。 Summicron-M 35mmは良かったのだけど以外にもしっくり来ず、それから暫くして、躊躇の時期を重ねた末に思い切って選んだのはVoigtländer Nokton Classic 35mm F1.4 M.C. VM II。 このレンズは以前にcp+で「I 型」を試写していて、その感触は非常に良かったのが、最終的に購入に至った理由。 そして購入時の現行機種はII型になっていて、E-mount版もあった。 Sony a7Sが手元にあり、諸収差をボディでドン!と補正できそうなE-mount版も検討したが、やはり「M型ライカで」撮ってみたいと考えVM-mount版に。 Leica M8では、特にボディ側でSummilux-M 35mmの古いものとして認識させると情緒的な描写となって面白い。 が、これだと画面周辺にマゼンタ被りが出、時々コントラストの低さに不足感もあり、最終的にはそれらをカバーできる、Summarit-M 35mmとして認識させるところで落ち着いた。 そして使うほどに気になっていったのが歪曲収差。 画面の全体に、なだらかながら大きく丘が盛り上がっているような、タルというより大きなタンコブ収差。 また、I型で感じたスッキリ感がいまひとつ味わえず、感触としては「Classic」な収差がどうも生きて来ない。 このモヤモヤした「何か」を払拭すべく、今度は Voigtländer Ultron 35mm F2 VMを手に。 カメラに装着直後のホントの1カット目は軽く息を飲むくらい繊細で場の雰囲気がよく写っていた。 が、使い続けてみると、画の奥の方に何となくモヤっとした感があってこれが気になり始めた。 「最新ミラーレス機に対応した光学系」を謳うレンズに時々感じるボケ具合か、それらを総合して、とNokton Classic 35mm F1.4の「I 型」が正解だったのでは? という思いが出てきて、またも何だかモヤモヤ。
謂わば消去法のようにこの焦点距離の候補となったのが「再び」の Voigtländer Nokton Classic 40mm F1.4 M.C.だった。 ボディは、Leica M8が壊れたため替わってやってきたLeica SL2-S。 このボディはわりと重く、軽くて気軽に持ち出せるレンズが必要だと思った次第。 SL2-Sの発色はやや濃い目でコントラストも高め、その意味ではどこか「ライカのイメージ」っぽくないのだけど、1970年代のレンズのようなやや浅めの発色のNokton Classic 40mm F1.4とは相性が良いよう。 以前は馴染めなかった「Classic」感も心地よく、時に近景や、近い対象物を意識するような撮り方でこのレンズの特色が生かされるように思う。 「35mm」ではなく「40mm」なところは気になりつつも、当然と言えば当然ながら「f=53.2mm相当」の時とは全く感触も異なり、「35mm」よりもほんの少し狭い画角は、画面に色々と入りすぎない分なのか手軽さと気軽さも思う。 まずは様々スナップして行こうというこの頃。
さて、Voigtländer Nokton Classic 40mm F1.4 M.C.。 これ、約10年前にも購入し、約1年で手放し、今回再度の購入。 いちばんの理由はボディが変わったこと。 以前はLeica M8で、焦点距離は53.2mm相当に。 これが思っていたより馴染めず、また、このボディでのみか、どちらかの個体差に拠るものなのか、画面にザラっとしたような感触があり、色味にもどことない物足りなさ、絞り開放でのぼんやり感(ハロ)にも馴染めなかった。
それから長いこと、「やっぱりf=35mmで探してみよう」と、Leica M8ではf=47mm相当となり、50mmに微妙に届かない距離感が心地よく、そうした使い勝手と画ヂカラ具合が良いと感じる「35mm レンズ」を探した。 Summicron-M 35mmは良かったのだけど以外にもしっくり来ず、それから暫くして、躊躇の時期を重ねた末に思い切って選んだのはVoigtländer Nokton Classic 35mm F1.4 M.C. VM II。 このレンズは以前にcp+で「I 型」を試写していて、その感触は非常に良かったのが、最終的に購入に至った理由。 そして購入時の現行機種はII型になっていて、E-mount版もあった。 Sony a7Sが手元にあり、諸収差をボディでドン!と補正できそうなE-mount版も検討したが、やはり「M型ライカで」撮ってみたいと考えVM-mount版に。 Leica M8では、特にボディ側でSummilux-M 35mmの古いものとして認識させると情緒的な描写となって面白い。 が、これだと画面周辺にマゼンタ被りが出、時々コントラストの低さに不足感もあり、最終的にはそれらをカバーできる、Summarit-M 35mmとして認識させるところで落ち着いた。 そして使うほどに気になっていったのが歪曲収差。 画面の全体に、なだらかながら大きく丘が盛り上がっているような、タルというより大きなタンコブ収差。 また、I型で感じたスッキリ感がいまひとつ味わえず、感触としては「Classic」な収差がどうも生きて来ない。 このモヤモヤした「何か」を払拭すべく、今度は Voigtländer Ultron 35mm F2 VMを手に。 カメラに装着直後のホントの1カット目は軽く息を飲むくらい繊細で場の雰囲気がよく写っていた。 が、使い続けてみると、画の奥の方に何となくモヤっとした感があってこれが気になり始めた。 「最新ミラーレス機に対応した光学系」を謳うレンズに時々感じるボケ具合か、それらを総合して、とNokton Classic 35mm F1.4の「I 型」が正解だったのでは? という思いが出てきて、またも何だかモヤモヤ。
謂わば消去法のようにこの焦点距離の候補となったのが「再び」の Voigtländer Nokton Classic 40mm F1.4 M.C.だった。 ボディは、Leica M8が壊れたため替わってやってきたLeica SL2-S。 このボディはわりと重く、軽くて気軽に持ち出せるレンズが必要だと思った次第。 SL2-Sの発色はやや濃い目でコントラストも高め、その意味ではどこか「ライカのイメージ」っぽくないのだけど、1970年代のレンズのようなやや浅めの発色のNokton Classic 40mm F1.4とは相性が良いよう。 以前は馴染めなかった「Classic」感も心地よく、時に近景や、近い対象物を意識するような撮り方でこのレンズの特色が生かされるように思う。 「35mm」ではなく「40mm」なところは気になりつつも、当然と言えば当然ながら「f=53.2mm相当」の時とは全く感触も異なり、「35mm」よりもほんの少し狭い画角は、画面に色々と入りすぎない分なのか手軽さと気軽さも思う。 まずは様々スナップして行こうというこの頃。
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SL2-S,
voigtlander40F1.4MC
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