2020-09-24
些写 ~ Nokton Classic #3 - 実験期間
6 bit code: Summarit-M 35mm F2.5、Photoshop Lens Profile: Summarit-M 35mm F2.5
6 bit code: Summarit-M 35mm F2.5、Photoshop Lens Profile: Summarit-M 35mm F2.5、Barrel Distortion Adjusted
6 bit code: Summarit-M 35mm F2.5、Photoshop Lens Profile: Summarit-M 35mm F2.5
6 bit code: Summarit-M 35mm F2.5、Photoshop Lens Profile: Summarit-M 35mm F2.5
購入当初は大きな樽型収差が気になって気になって仕方なく、期待と違ったかなぁと思った。 更に画面の中心で、特に近距離での撮影で「芯」の弱さは、以前にcp+で試し打ちしたVer.I の描画に遠く及ばない感触。 何だか困った。 おまけにボディのLeica M8に、これを「何」として認識させるかで画が変わるので、どれを選択したものかこれも困った。 3つも頭痛の種がある。 サクっとサッパリと当たり前のように使い始め、当たり前のようにレンズの素性を楽しめるとよいのだけど、Nokton Classic 35mm、そのクセをどう見出したものかとしばし思案の期間が。
その点、Color-Skopar 35mm F2.5 Type-Cは、初めてのLeicaボディに初めてのレンジファインダー・レンズだったこともあり、「こういうもの」とまんま受け止め、その画質は廉価なレンズながら当時も今もほぼ不足なく、空間描写の自然な巧みさの恩恵を承けている。
「6 bit code」は、まず旧来のSummicron-M 35mmのものを試した。 画面は全体的に生き生きして見えるが樽型収差と周辺の赤みが妙に目立った。 ただ、6 bit codeをSummicron-M 35mmに、PhotoshopでSummilux-M 35mmのプロファイルを充てると、先述の元気さに奥ゆかしさが足され、差し引きうまいこと程よい艶と落ち着く感が出てくる。 好みの画ではあるけれど、都度プロファイルを充て、周辺の赤みを取る手間は「常用」には不向きかも。
次いでSummilux-M 35mmを試した。 画面はSummicron-M 35mmのCodeとは対照的にぐっと奥行方向に空間が描写される。 しかもしっとりした空気の感触をよく伝え、静かに場面を切り取るにはちょうどよい性質となった。 6 bit codeを充てただけなのに、すっかりNokton ClassicはSummilux-Mになったつもりでいる。 何とも不思議で面白さを思う現象だった。 これで周辺に赤みが出なければこのcodingがベストだとも思った。
この際なので3つ目、Summarit-M 35mmも試した。 画面はコントラストがやや高く色のりも良い。 最も「現代レンズ」風な描画だったのがこれで、樽型収差も他のプロファイルほどには気にならない。 「現代レンズ」風を楽しむ感が強くなるが、常用という意味ではこれが最も使い勝手が良いと感じる。 わりと色々と素直に写るしメリハリもある。 周辺の赤みも出ない。
調べてみると、もうひとつSummicron-M 35mm用の6 bit codeが存在するようだが、こちらは試していない。 記憶では「Summicron-M Ver. IV」と書かれていたので、その設計時期から考えると、もしかしたらこれがSummarit-M 以上にしっくり来るのかも。 3つは試す気満々で臨んだのだが、4つ目を見つけたとき、既に複雑さがために「最後にしよう」と考えていたSummarit-MのCodingを済ませた後だったこともあり、「4つ目」がしっくり来なければまたSummarit-M用をマーキングし直すのだろうと考えると、これを試すには腰が重い。 (「4つ目」を試したらこの段落 更新します)
なので今のところ、Nokton Classic 35mmには、Summarit-M 35mmの6 bit codeが打たれている。 高めのコントラストと色のりが欲しいときに、カメラの設定で「Lens Detect: ON ・ UV/IR Filter: ON」を選ぶ。 では普段は? というと、結局「6 bit code」ナシが案外良く、諸々「OFF」の設定で使うことが多い。
まだ試していないSummicron-M 35mmのcodeもあるし、必ずしも「諸々『OFF』」が良いかというと、まだそうは言い切れない。
Coding次第でスッと性質が変わる。 他のレンズでここまで様々なCodingを試したことは無いのだが、その変化の様子を見ていて、このレンズの最も特筆すべきは描画の素直さなのではないかという気がしてきた。
ラベル:
Leica,
M8,
Photography,
voigtlander35F1.4iiMC
2020-09-22
些写 ~ Nokton Classic #2 - 寸景
6 bit code: Summilux-M 35mm、Photoshop Lens Profile: Nokton Classic 35mm
6 bit code: None、Photoshop Lens Profile: None
6 bit code: None、Photoshop Lens Profile: None
6 bit code: None、Photoshop Lens Profile: Nokton Classic 35mm
6 bit code: Summilux-M 35mm、Photoshop Lens Profile: Nokton Classic 35mm
6 bit code: Summilux-M 35mm、Photoshop Lens Profile: None
6 bit code: Summilux-M 35mm、Photoshop Lens Profile: None
ラベル:
Leica,
M8,
Photography,
voigtlander35F1.4iiMC
2020-09-21
些写 ~ Nokton Classic #1 - 道すがら
6 bit code: Summicron-M 35mm、Photoshop Lens Profile: None
6 bit code: Summicron-M 35mm、Photoshop Lens Profile: None、Barrel Distortion Adjusted
6 bit code: Summicron-M 35mm、Photoshop Lens Profile: None
6 bit code: Summicron-M 35mm、Photoshop Lens Profile: Summilux-M 35mm
6 bit code: Summicron-M 35mm、Photoshop Lens Profile: None
ラベル:
Leica,
M8,
Photography,
voigtlander35F1.4iiMC
2020-09-15
飛ぶ
CONTAX N T* F4.0-5.6/70-300mm w/ Sony a7S
CONTAX T* F3.3-4.0/28-85mm w/ Sony a7S
CONTAX N T* F4.0-5.6/70-300mm w/ Sony a7S
CONTAX T* F3.3-4.0/28-85mm w/ Sony a7S
CONTAX N T* F4.0-5.6/70-300mm w/ Sony a7S
2020-09-11
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